【2025年版】無料でWordPressが使えるレンタルサーバー5選

【2025年版】無料でWordPressが使えるレンタルサーバー5選

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「レンタルサーバーを借りたいけど、無料で試す方法はないの?」

「無料で使えるレンタルサーバーなんて本当にあるの?あとから高額請求されるなどの罠があるのではないか不安」

「無料で使えるレンタルサーバーがどこまで使えるのか?メリットとデメリットを知りたい」

このような疑問を解消するために無料で使えるレンタルサーバーの情報をまとめました。

今は、ウェブサイトやブログを運用するためにWordPressを利用することがほとんどです。

WordPressを利用するためにはレンタルサーバーが必要になりますが、一部、無料で使えるレンタルサーバーが存在します。

通常、月額500円〜1,000円程度かかるレンタルサーバーが無料で使えるため、費用を抑えたい初心者や個人ブロガーにとって非常に魅力的です。

ただし、無料で利用できるという大きなメリットがある反面、ディスク容量が少なかったり、機能が制限されていたり、広告が表示されるなどのデメリットもあります。

そこで、本記事では、WordPressが利用可能できる「無料レンタルサーバー」に限定して、実際に使える無料レンタルサーバーを紹介します。

それぞれの無料レンタルサーバーの特長、有料レンタルサーバーとの違いを踏まえた上で無料レンタルサーバーの選び方のポイントを詳しく解説します。

レンタルサーバーの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次 非表示

  1. 無料レンタルサーバーとは?
  2. 無料レンタルサーバーが成立する理由
  3. 無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違い
  4. 無料レンタルサーバのメリット・デメリット
  5. WordPressが使える無料レンタルサーバーのおすすめ5選
  6. 無料レンタルサーバーを選ぶ際の注意点
  7. 最初から有料レンタルサーバーを選んだ方が良い場合
  8. 無料レンタルサーバーに対するよくある質問(FAQ)
  9. まとめ
目次へ

無料レンタルサーバーとは?

無料レンタルサーバーとは?

無料レンタルサーバーは、字面通り、ウェブサイトやブログを公開するために必要となるサーバーを無料で利用できるサービスです。

広告が表示される、スペックが低いなどの理由からビジネスには向きませんが、趣味のウェブサイトやブログ、学習目的などに最適です。

無料レンタルサーバーの中にはWordPressが利用できるものがあります。

有料のレンタルサーバーと比較して、用途や利用方法に制限があるため、無料レンタルサーバーを利用する際は、事前に利用規約の確認が必要です。

レンタルサーバーの前にブログの始め方の全体を知りたい場合は、下記の記事を読んでみてください。

【ブログの始め方】ブログの基礎知識とサーバー契約からWodPressで記事を書く手順を完全解説

無料レンタルサーバーが成立する理由

無料レンタルサーバーが成立する理由

機器の購入費用、電気代、管理費用がかかるレンタルサーバーが無料で使えるって不思議ですよね。

しかし、営利企業が無料でレンタルサーバーを提供できるのには理由があります

無料でレンタルサーバーが使える理由
  • 広告掲載によるコスト回収
  • 有料レンタルサーバーへのステップ

無料レンタルサーバーを提供する企業は、広告掲載によって運営コストを補填しています。

つまり、無料でサーバーを利用できる代わりに、作ったウェブサイトに広告が表示されることが多いのです。

また、無料レンタルサーバーでは、ディスク容量や転送量に制限を設け、有料レンタルサーバーへのアップグレードを促すことを目的にしています。

有料レンタルサーバーを使う新規ユーザー獲得にはお金がかかるためマーケティングコストとして、無料レンタルサーバーを提供しているというわけです。

もちろんコストはできるだけ抑えたい企業側は、サポートを提供しないことでコストを削減し、そこそこのスペックを持ったプランを無料で提供して有料レンタルサーバーの魅力を伝えるための努力をしています。

無料レンタルサーバーは、初めてブログを作成する方や小規模なウェブサイトを運営したい方に適している一方、本格的な利用には、広告表示される、ディスク容量が少ない、サポートがないというデメリットがあります。

利用目的によっては有料レンタルサーバーの方が適している場合があることを覚えておいてください。

無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違い

無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違い

無料レンタルサーバーを提供する企業の目的は、有料レンタルサーバーを使うきっかけの提供です。

本音としては最初から有料レンタルサーバーを使って欲しいわけですが、入り口として無料レンタルサーバーを使ってもらい、その後、有料レンタルサーバーに切り替えてもらう作戦です。

そのため各機能に差をつけて、有料レンタルサーバーへの切り替えを狙っています。

無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違い要素ごとにまとめます。

初期費用

無料レンタルサーバーでは初期費用はかかりません。

有料レンタルサーバーでは初期費用無料が多いものの、一部のレンタルサーバーでは初期費用が発生します。

月額料金

無料レンタルサーバーは無料で利用できます。

有料レンタルサーバーは月額500円から1,000円程度の料金がかかります。

ディスク容量

無料レンタルサーバーは3GB〜10GB程度のディスク容量です。

有料レンタルサーバーは少ない場合でも100GB以上のディスク容量があり、300GB、500GBと年々ディスク容量が増加しており無制限に使えるレンタルサーバーもあります。

WordPressの対応

今回紹介する無料レンタルサーバーは、すべてWordPressに対応していますが、使えない無料レンタルサーバーも存在します。

WordPressが使える、使えないの境界はデータベースが提供されているかの違いです。

有料レンタルサーバーはWordPressに対応しています。

商用利用

無料レンタルサーバーでは商用利用に対応していない場合があります。

有料レンタルサーバーでは商用利用できます。

独自ドメイン

無料レンタルサーバーでは独自ドメインに対応していない場合があります。

有料レンタルサーバーでは独自ドメインを利用できます。

最近の有料レンタルサーバーは独自ドメインがセットになったプランが多く提供されています。

広告表示

一部の無料レンタルサーバーでは広告が表示されます。

有料レンタルサーバーでは広告は表示されません。

サポート

無料レンタルサーバーではサポートがない場合がほとんどですが、有料レンタルサーバーではメール、チャット、電話などのサポートが提供されます。

各項目、例外はありますが、無料レンタルサーバーはコストを抑えられるというメリットがある一方、有料レンタルサーバーに比べてさまざまな制約があります。

違いを表にまとめます。

レンタルサーバーの種類無料レンタルサーバー有料レンタルサーバー
初期費用無料無料が多いが一部例外あり
月額費用無料月額500円から1,000円程度
ディスク容量3GB〜10GB程度100GB以上
独自ドメイン独自ドメインが使えない場合がある独自ドメインが使える
独自SSL独自SSLが使えない場合がある独自SSLが使える
WordPress/ワードプレスWordPressが使えない場合があるWordPressが使える
広告広告が表示される広告が表示されない
メールアカウントメールアドレスは発行できない場合があるメールアドレスは発行できる
サポートサポートが受けられない場合があるメール、チャット、電話などでサポートが受けられる

無料レンタルサーバのメリット・デメリット

無料レンタルサーバー選びのポイント

無料レンタルサーバと有料レンタルサーバーの違いがわかったところで、無料レンタルサーバーのメリットとデメリットを整理します。

無料レンタルサーバーのメリット

無料レンタルサーバーの最大の魅力は、費用をかけずにウェブサイトを運用できる点です。

通常サーバーとドメインは有料ですが、無料レンタルサーバーを利用することでこれらのコストを0円にすることができます。

ブログにチャレンジする人にとって、コストを気にせずにブログ運営ができます。

また、テストや実験目的で利用するエンジニア、WordPressの学習目的で使う場合にも最適です。

有料レンタルサーバーを検討している人にとっては、お金を払う前に使い勝手を試せる機会になります。

無料レンタルサーバーのメリット
  • 出費を抑えられる
  • 無料で学習機会を得られる
  • 気軽に試すことができる

無料レンタルサーバーのデメリット

多くの無料レンタルサーバーでは、運営コストを補填するため、ウェブサイト上に広告が表示されます。

これにより、ビジネスサイトやポートフォリオで利用した場合、無料で作成していることが相手にわかってしまい、印象を悪くする可能性があります。

広告表示はサイトの見栄えを損ない、ユーザーのサイト閲覧の妨げになる可能性が高いです。

無料レンタルサーバーは、有料レンタルサーバーと比較して、ディスク容量や転送量に制限があります。

容量が不足すると、サイトの表示速度が遅くなったり、新しいコンテンツを追加できなくなります。

特に、画像や動画を多く掲載する場合、容量制限に注意が必要です。

無料レンタルサーバーでは、セキュリティ対策が限定的であることが一般的です。

SSL証明書の提供やWAFの有無など、有料レンタルサーバーと比較してセキュリティ機能が十分に提供されていない場合があります。

SSLの設定ができない場合は、サイト訪問者の個人情報保護に関心がないという印象を与えます。

無料レンタルサーバーでは、サポートの不足もしくは限定的、あるいは提供されないことが多いです。

ウェブサイトが安定運用できている時はサポートの必要性を感じませんが、トラブル発生時には専門知識が必要になることがあります。

無料レンタルサーバーで発生したトラブルは自己責任で対応することになります。

無料レンタルサーバーでは、有料レンタルサーバーと比較して、高速化に対応していないことが多く、表示速度が遅い場合が多いです。

表示速度が遅いと、ユーザーのストレスにつながり、サイト離脱の原因になります。

無料レンタルサーバーのデメリット
  • 広告が表示される
  • 表示速度が遅い
  • 機能制限がある
  • セキュリティ対策が不足している
  • サポートがないもしくは貧弱

WordPressが使える無料レンタルサーバーのおすすめ5選

WordPressが使える無料レンタルサーバーのおすすめ5選

WordPressが使える無料レンタルサーバーの比較をまとめました。

各レンタルサーバーで少しずつサービス内容が異なるため目的にあったレンタルサーバーを見つける参考にしてください。

無料レンタルサーバー運営会社の信頼性ディスク容量広告表示独自ドメイン無料SSL商用利用サポート
シンフリーサーバー10GBなし×
スターレンタルサーバー3GBなし×
スタードメイン5GBなし×
XREA Free10GB表示
シンBlog3GB表示×

一覧で紹介した無料レンタルサーバーをひとつずつ詳しく見ていきましょう。

シンフリーサーバー

シンフリーサーバー

シンフリーサーバーは、運用サイト数250万件を誇るXServer(エックスサーバー)のグループ会社が提供する無料レンタルサーバーです。

以前は、Xfree(エックスフリー)という名称でしたが、2023年10月3日から「シン・クラウド for Free」、さらに2024年7月10日「シンフリーサーバー」と名称を変更しています。

事情があるとは思いますが、名称がコロコロ変わるのはサービス継続にとって不安材料です。

シンフリーサーバーは、WordPressが利用できるだけではなく、簡単にインストールできる機能が提供されているため初心者でも簡単にWordPressを使うことができます。

無料で利用できるレンタルサーバーですが、PC、スマホ、タブレット端末のすべてで広告なし、無料で独自SSLが使えます。

プラン名シンフリーサーバー
月額費用無料
ディスク容量10GB
独自ドメイン
独自SSL
WordPress/ワードプレス利用可能
広告広告なし
メールアカウントメールアドレスは発行できません
商用利用
サポートサポートはありません

いいことずくめに見える「シンフリーサーバー」ですが、他社サーバーからの移転以外の申し込みは受け付けていません

すでにレンタルサーバーを持っている人が「シンフリーサーバー」を経て、最終的にはシンフリーサーバーの有料プラン、XServer(エックスサーバー)、シンレンタルサーバーといった有料レンタルサーバーに切り替えてもらうためのハイスペックな無料レンタルサーバーを提供してくれているというわけです。

繰り返しになりますが、はじめてのレンタルサーバーとしては使えませんので注意してください。

WordPress無料

広告なし

スターレンタルサーバー フリープラン

スターレンタルサーバー フリープラン

2024年12月19日にStarServer(スターサーバー)は、スターレンタルサーバーに名称変更し生まれ変わりました。

国内シェアNo.1のエックスサーバーのシステム採用を採用し、ディスク容量が2GBから3GBに増量、広告が表示なし、無料SSL対応と大幅に機能強化しています。

無料のフリープランを使うためには3ヶ月に1回の更新手続きが必要です。

更新手続きが実行されなかった場合は、サイトが凍結され、1ヶ月以内に凍結解除をおこなわないと永遠にサイトが失われます。

プラン名スターレンタルサーバー フリープラン
月額費用無料
ディスク容量3GB
独自ドメイン
独自SSL
WordPress/ワードプレス利用可能
広告広告なし
メールアカウントメールアドレスは発行できません
商用利用
自動バックアップ×
サポートサポートはありません

スタードメイン 無料サーバー

スタードメイン 無料サーバー

70万件のドメイン取得の実績を持つスタードメインのドメイン契約者限定で利用できる無料レンタルサーバーです。

運営は、前出の「スターレンタルサーバー」を提供している会社(ネットオウル株式会社)と同一です。

「スタードメイン 無料サーバー」は、国内シェアNo.1のレンタルサーバー「エックスサーバー」のシステムをベースとしているため直感的な操作が可能な管理コンパネ、最新のCPUと高速なSSDを搭載した高性能レンタルサーバーです。

ドメインを保有していない人は、スタードメインでドメインを取得するだけで利用できる有力な選択肢です。

プラン名スタードメイン 無料サーバー
月額費用無料
ディスク容量5GB
独自ドメイン
独自SSL
WordPress/ワードプレス利用可能
広告広告なし
メールアカウントメールアドレスは発行できません
商用利用
自動バックアップ×
サポートサポートはありません

エクスリアフリー(XREA Free)

エクスリアフリー(XREA Free)

レンタルサーバー大手GMOインターネットグループが提供する無料レンタルサーバーがXREA Free(エクスリアフリー)です。

以前はディスク容量1GBと少なかったXfree(エックスフリー)ですが、2023年10月10日にディスク容量1GB→10GB、最大ドメイン数10個→20個、データベース1個→10個と大きくスペックアップし、ハイスペックな無料レンタルサーバーになりました。

大きな特徴として無料レンタルサーバーでありながらメールとチャットによるサポートが提供されています。

サポートが必要な場合、唯一の選択肢となります。

プラン名XREA Free(無料プラン)
月額費用無料
ディスク容量10GB
転送量5GB/日
データベース20個
独自ドメイン◯(20個)
独自SSL
WordPress/ワードプレス利用可能
広告広告が入ります
メールアカウントメールアドレスが発行できます
商用利用
自動バックアップ◯(15世代)
サポートメールとチャットでのサポートが受けられます

シンBlog

シンBlog

レンタルサーバーではありませんが、WordPressを使う方法としてシンBlogという選択肢もあります。

シンBlogは申し込み後、すぐにWordPressでブログが書けるサービスです。

WordPressがあらかじめインストールされているため、サーバーやWordPressの設定を気にする必要がありません。

サイトの高速表示を実現するオールSSD、独自ドメイン対応、無料独自SSL対応といったWordPressでブログを運営するために必要な機能も揃っています。

サポートがない、スマートフォンでの閲覧時に広告が表示されるというデメリットはありますが、初心者がWordPressでブログを公開するために簡単に利用できるサービスです。

1ブログの容量が10倍の30GB、広告が表示されず、サポートが付いているシンBlog PROという有料プランもあります。

プラン名シンBlog(無料プラン)
月額費用無料
ディスク容量1ブログにつき3GB
※最大10個までブログを増やすことができる
独自ドメイン
独自SSL
WordPress/ワードプレス利用可能
広告スマートフォンでの閲覧時のみ広告が入ります
メールアカウントメールアドレスは発行できません
商用利用
サポートサポートはありません

無料レンタルサーバーを選ぶ際の注意点

無料レンタルサーバーを選ぶ際の注意点

WordPressが利用できる無料レンタルサーバーのスペックを見てどんな印象を持ったでしょうか?

ディスク容量が少ないな、独自ドメインが使えるのか、などの気づきがある方はご自身で無料レンタルサーバーを選べる知識をすでにお持ちです。

専門用語が多すぎてよく分からなかった方も安心してください。これから噛み砕いて解説していきます。

もし、無料レンタルサーバーに不安を感じたら有料レンタルサーバーの利用を検討してください。

有料レンタルサーバーは、広告表示がなく、ディスク容量が多く、サポートも充実しているなど、無料レンタルサーバーと比較して多くのメリットがあります。

無料レンタルサーバーを選ぶためにポイントは以下の6つです。

長期間利用できるか?

無料レンタルサーバーは直接収益を生まないため企業にとってコストになります。

経営がうまくいかなくなった時に真っ先に終了する可能性が高いです。

できる限りリスクを回避する方法として、運営会社の規模が大きなサービスを使うという方法があります。

確実な回避策ではありませんが、経営基盤がしっかりした会社であれば不測の事態となる可能性は抑えられます。

また、無料で提供視されている以上、いつ終わっても仕方ないという割り切りが必要です。

無料レンタルサーバーは、サービス名がコロコロ変わったりと不安定です。

商用利用が使えるか?広告表示の有無は?

ブログでアフィリエイトなどの収益化を検討している場合は、商用利用が可能な無料レンタルサーバーを選びましょう。

おすすめ無料レンタルサーバーはすべて商用利用が可能です。

合わせて、無料レンタルサーバー側の広告が表示されるかも確認しましょう。

広告が表示される場合、広告掲載場所が限定され、かつ収益の一部を無料レンタルサーバー側に持っていかれます。

おすすめ無料レンタルサーバーの中で広告非掲載は、シンフリーサーバー、スターレンタルサーバー、スタードメインです。

XREA Free(エクスリアフリー)とシンBlogにはレンタルサーバー側の広告が表示されます。

WordPressが使えるか?

WordPressを使わない場合は無視してよい項目です。

ブログの立ち上げにWordPressを利用する場合がほとんどだと思いますので、その場合は最重要確認事項としてWordPressが利用できるか確認しましょう。

無料レンタルサーバーでWordPressを使用するには、まずサーバーがPHPとMySQLをサポートしているか確認が必要です。

無料レンタルサーバーの中にはこれらの機能が制限されているサービスもあるため、WordPressが使える無料レンタルサーバーなのか事前に確認する必要があります。

おすすめ無料レンタルサーバーはすべてWordPressを利用できます。

ディスク容量は不足していないか?

おすすめ無料レンタルサーバーで利用できるディスク容量は3GB〜10GBです。

WordPressのインストールするために必要な容量と記事で消費するディスク容量を試算します。

1記事は5,000文字、1記事ごとに画像10枚を想定していますが、特に画像は振れ幅が大きいため目安と考えてください。

必要なディスク容量
  • WordPressインストールに必要な容量:50〜60MB
  • 1記事あたりの容量:3.5MB

記事数に応じたディスク使用量は下記のようになります。

10記事:60MB + (3.5MB × 10) = 95MB

100記事:60MB + (3.5MB × 100) = 410MB

1000記事:60MB + (3.5MB × 1000) = 3.56GB

ただし、試算にはWordPressのテーマやプラグインが入っていません。画像の大きさによっては容量が大きく増えます。

また、独自にバックアップを取得する場合も大きく容量が増えますが、試算には入っていません。

3GB〜10GBのディスク容量があることを考えると、おすすめの無料レンタルサーバーであれば十分に足りそうです。

100記事程度のブログであれば、ディスク容量に問題が無いことがわかります。

独自ドメインに対応しているか?

ずっと無料レンタルサーバーを使う場合は気にすることはありませんが、アクセス数が増えてきたら有料レンタルサーバーへの切り替えを予定している場合は独自ドメイン対応は必須です。

独自ドメインに対応していない場合は、有料レンタルサーバーに切り替えたタイミングでURLが変わってしまうためイチから集客することになります。

また、URLが変わってしまうとGoogleからのSEO評価も引き継げません。

おすすめ無料レンタルサーバーはすべて独自ドメインに対応しています。

独自SSLに対応しているか?

ブラウザとレンタルサーバー間の通信を暗号化するのがSSLです。

SSLに対応していない場合は、ブラウザのアドレスバーに警告が表示されるためアクセスしてきたユーザーが危険を感じてそのまま離脱する可能性があります。

アクセスを増やすためには、SSLに対応してセキュリティに配慮したサイトだということをアピールする必要があります。

さらにSSL導入はSEO対策の一つにもなります。

おすすめ無料レンタルサーバーはすべて独自SSLに対応しています。

ユーザーサポートは提供されいてるか?

分かりやすいコンパネとマニュアルが提供されているとはいえ、WordPressのセットアップ、ドメインの設定などでつまずく可能性はあります。

そんな時にサポートが提供されていれば問題解決の近道になります。

腕に自信がある方にはサポートは必要ありませんが、はじめてレンタルサーバーを使う方はサポートがある無料レンタルサーバーを選びましょう。

紹介した無料レンタルサーバーの中でサポートを提供しているのはXREA Free(エクスリアフリー)だけです。

最初から有料レンタルサーバーを選んだ方が良い場合

ブログの収益化を目的にしている場合、最初から有料レンタルサーバーを使うことをおすすめします。

無料レンタルサーバーは低スペックで表示速度が遅いため、アクセスが増えない理由がコンテンツの問題なのか、低スペックのサーバーの影響なのか判断がつきません。

また、無料レンタルサーバーを使うということは、様々な機能制約があるためハンデを背負ったまま競合サイトと戦うことになります。

人気ブログになってからも、ずっと無料レンタルサーバーを使い続けるのは難しく、将来の引越し作業も面倒です。

誰にも見られなくてよい自分だけのメモとしてブログを公開する場合やお試しとして使う以外は、無料レンタルサーバーでは正直、役不足です。

であれば、最初から有料レンタルサーバーを使いスペック不足による遅い表示や機能制限を回避し、将来の引っ越し作業を気にすることなく記事を書くことは合理的な判断といえます。

手を出しやすい低価格帯レンタルサーバーのおすすめはLittle Server(リトルサーバー) のミニプランです。

初期費用1,012円(税込)、月額165円(税込)、初年度合計2,992円、2年目以降は初期費用が不要になるため年額1,980円で有料レンタルサーバーを利用することができます。

リトルサーバー【公式サイト】

高速SSDレンタルサーバーで月額165円!WordPress(ワードプレス)も使えます。無料SSL、マルチドメイン無制限など低価格で標準以上の機能を持ったレンタルサーバーです。20日とたっぷり使える無料お試し期間で評価してください。

\高速SSDレンタルサーバーで月額165円!/

もう少し費用を出せるという方は、さくらのレンタルサーバー のスタンダードプランです。12ヶ月契約で月額550円(税込)、年間総額6,600円、長期契約をすれば24ヶ月契約で月額539円(税込)、36ヶ月契約で月額500円(税込)と割安になります。

さくらインターネット【公式サイト】

1996年にサービスを開始した運用実績抜群の老舗レンタルサーバー。自社データセンターを所有し、東証一部上場企業が運営する信頼度の高いサービスです。

\初期費0円、転送量無制限/

ずっと安心して使えるレンタルサーバーが欲しい方に検討して欲しいのが国内シェアNo.1のXServer(エックスサーバー)です。

金額は12ヶ月契約で月額1,100円(税込)と少し上がりますが、長期契約をすれば24ヶ月契約で月額1,045円(税込)、36ヶ月契約で月額990円(税込)と割安になります。

XServer(エックスサーバー)は、専門知識がなくても簡単にWordPressを始められる分かりやすい操作画面やサポートが整っているため初心者でもすぐにサイトを立ち上げることができます。

競争が激しいレンタルサーバー業界でシェアNo.1になっているのはそうした使いやすさとコストパフォーマンスが理由です。

エックスサーバー【公式サイト】

月額495円!エックスサーバーは2025年2月4日まで「半額キャッシュバック」実施中

\国内シェアNo.1レンタルサーバー/

XServer(エックスサーバー)の価格に躊躇する場合は、シンレンタルサーバーをおすすめします。

XServer(エックスサーバー)と同じグループ会社が運営しており、安定重視のXServer(エックスサーバー)に対して最新技術を積極的に導入し、コストパフォーマンスにこだわったのがシンレンタルサーバーです。

ベーシックプランは12ヶ月契約で月額880円、24ヶ月契約で月額825円、36ヶ月契約で月額539円とXServer(エックスサーバー)と比較して2割程度安い金額でほぼ同等スペックのレンタルサーバーを使うことができます。

シン・レンタルサーバー【公式サイト】

シンレンタルサーバーは2025年1月22日までスタンダードプラン50%キャッシュバック実施中!

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無料レンタルサーバーに対するよくある質問(FAQ)

無料レンタルサーバーに対するよくある質問

WordPressが使える無料レンタルサーバーを選ぶ際によくある質問をまとめました。

無料レンタルサーバーはなぜ無料でサービスを提供できるのか?

ほとんどの無料レンタルサーバーを提供している会社は、無料プランだけではなく、有料プランも提供しています。

無料プランの利用をきっかけに有料プランに切り替えてもらうことを目的に無料プランを提供しています。

また、無料レンタルサーバーではサイト上に広告が表示されることが多く、その広告収入も無料レンタルサーバーを提供するための原資になっています。

無料レンタルサーバーはWordPressが使える?

すべての無料レンタルサーバーでWordPressが使えるわけではありませんので選定が必要です。

今回紹介したシンフリーサーバー、スターレンタルサーバー、スタードメイン、XREA Free(エクスリアフリー)、シンBlogでは無料レンタルサーバーです。

ただし、無料レンタルサーバーでは機能や容量に制限があるため、大規模サイトの運営は難しい点に注意が必要です。

タダなのは怪しい、騙されるのでは?と考える方もいると思いますが、しっかりとした運営会社であれば、上述のような目的で運営されていますので、怪しいものではありません。

広告なしで利用できる無料レンタルサーバーは?

シン・クラウド for Free は、PCやスマートフォン、タブレットなど、すべての端末で広告が表示されません。

また、StarServerFree/スターサーバーフリー の「フリープラン」もPCからのアクセスであれば広告が表示されません。

ただし、「フリー 容量増加プラン」と「フリー PHP+MySQLプラン」はスマートフォンやタブレットからのアクセス時に広告が表示されます。

容量の大きい無料レンタルサーバーは?

シンフリーサーバーとXREA Free(エクスリアフリー)が、ディスク容量10GBと一番の大容量です。

無料レンタルサーバーを選ぶ上での注意点は?

アフィリエイトなどで収益化を想定している場合は、商用利用が可否が重要です。 

ブランディングやSEO対策のために独自ドメインを使いたい場合は利用可否の確認が必須です。 

セキュリティ対策として、無料SSLの対応可否、WAF等の提供状況を確認しましょう。

無料レンタルサーバーに大きな期待するのは難しいですが、サポート体制を確認しましょう。

特に初心者の場合は、メールやチャットでのサポートがあると安心です。

無料レンタルサーバーでトラブルが起きた場合はどうすればよいですか?

無料レンタルサーバーは、十分なサポートが提供されていない場合は多いです。

サポートが提供されていない場合は、自身でトラブルを解決する必要があります。

無料レンタルサーバー会社が提供しているマニュアルとインターネット上で公開している情報を検索して問題解決をおこなってください。

トラブルはつきものなので、日頃から情報収集をおこなうことをおすすめします。

WordPress は追加料金不要で無料で使えますか?

今回紹介した無料レンタルサーバーであれば、WordPressを無料で使えます。

ただし、独自ドメインを使う場合はドメイン費用が発生します。

また、表示速度の向上、ディスク容量の不足、複数のWordPressを使い場合は、どこかで無料レンタルサーバーから有料レンタルサーバーに切り替えが必要になる可能性があります。

無料レンタルサーバーで開設した WordPressのサイトで収益化はできますか?

無料レンタルサーバーでも広告掲載やアフィリエイトによる収益化は可能です。

無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違いによる収益の差はなく、あくまで提供するコンテンツが利用者に評価されるか次第です。

ただし、無料レンタルサーバーの中には利用規約で商用利用が禁止されている場合もあるため確認が必要です。

無料レンタルサーバーはどんな人におすすめですか?

以下の方に無料レンタルサーバーはオススメです。

無料レンタルサーバーをおすすめする方
  • 初めてブログを作る人
  • 個人ブログやポートフォリオサイトを作りたい人
  • 小規模なウェブサイトを運営したい人
  • 有料サーバーへの移行前に使い心地を試したい人

まとめ

無料でWordPressが使えるレンタルサーバー5選まとめ

無料レンタルサーバーの最大のメリットは「コストがかからない」です。

コスト以外に目を向けた場合は、有料レンタルサーバーの方が優れています。

学習や個人の趣味ブログ、小規模なWebサイトを作る際には「サーバーが無料で利用できる」というメリットは大きいです。

一方で、収益化を目的にしたブログでは大きなハンデを背負った状態でスタートすることになります。

紹介した無料レンタルサーバーで特におすすめは、広告が入らない「スターレンタルサーバー」もしくは「スタードメイン」です。

独自ドメインを取得するのであれば「スタードメイン」、独自ドメインを取得しないのであれば「スターレンタルサーバー」を使ってください。

もし、ブログを収益化したいのであれば、最初から有料レンタルサーバーのエックスサーバーを契約することをおすすめします。

月額1,100円は必要経費と割り切り、ハンデない状態からコンテンツで勝負しましょう。

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