- さくらインターネットのスタンダードプランを知ろう!
- さくらインターネット スタンダードプランの実力診断!
- さくらインターネット スタンダードプランを使う人はこんな人
- さくらインターネット スタンダードプラン実力診断のまとめ
さくらインターネットのスタンダードプランを知ろう!
はじめにレンタルサーバーを提供しているさくらインターネット株式会社がどんな企業なのか知り、続いて人気ナンバーワンのスタンダープランについて価格、具体的なサービス内容をみていきましょう。レンタルサーバー国内最大手、さくらインターネットを知ろう!
設立は1999年8月7日、2005年に東証マザーズへ上場し、2015年に上場市場を東証一部へ変更しており、歴史、企業規模共に信頼性の高い企業になります。 ウィキペディアによるとさくらインターネット株式会社(英: SAKURA Internet Inc.)は大阪市中央区に本社を置く、ホスティングサーバを中心とするデータセンター事業およびインターネットサービス事業を行う企業である。日本のインターネット黎明期よりホスティングサーバの提供を行っている国内最大手の老舗である。のように書かれています。 国内最大手の老舗となると保守的なイメージがありますが、VPS(仮想専用サーバ、virtual private server、バーチャル プライベート サーバー)やクラウドといった新しいレンタルサーバーのサービスを提供したり、IoT(モノのインターネット、Internet of Things、インターネット オブ シングス)プラットフォームの提供など常の新しいことに取り組んでいる長い歴史を持つ革新的な企業です。
さくらインターネット スタンダードプランの費用とその他費用
さくらインターネットのスタンダードプランを利用するにあたり発生するレンタルサーバー費用とホームページ・Webサイトを公開するにあたり必要となる費用はいくらなのでしょうか?さくらインターネット スタンダードプランの料金
さくらインターネットのスタンダードプランの料金は下記のようになります。※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
支払い項目 | 費用 |
---|---|
初期費用 | 無料 |
利用料金 (毎月払い) |
524円(税込)/月 年間総額 6,288円(税込) |
利用料金 (12ヶ月契約) |
437円(税込)/月 年間総額 5,238円(税込) |
ドメインもさくらインターネットで取れる!ただし価格は?
ホームページ・Webサイトの開設にあたり独自ドメインを取得する場合には、1年目にドメイン新規取得費用、二年目以降にドメイン更新費用が必要です。 さくらインターネットでは、ドメインの取得も可能です。※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
ドメインの種類 | 新規取得(年額) | 更新費用(年額) |
---|---|---|
.jp | 3,982円(税込) | 3,982円(税込) |
.com | 2,790円(税込) | 2,790円(税込) |
.net | 2,708円(税込) | 2,708円(税込) |
.org | 2,493円(税込) | 2,493円(税込) |
.info | 3,923円(税込) | 3,923円(税込) |
.biz | 3,340円(税込) | 3,340円(税込) |
.co.jp .or.jp .ne.jp .gr.jp .ac.jp ed.jp .go.jp | 11,000円(税込) | 7,700円(税込) |
無料SSLのLet’s Encryptで常時SSL化
これからホームページ・Webサイトを開設するのであれば、無料SSLのLet’s Encryptを使い常時SSL化してください。 Let’s Encryptは、無料なので追加費用を発生させることなく、SEO効果、閲覧者への安心感を与えるサイトにすることができます。 ホームページ・Webサイトを開設するなら常時SSL化をしない選択肢はありません。 詳しくは、下記の記事を参考にしてください。さくらインターネット スタンダードプランの基本スペックを知ろう!
さくらインターネットのスタンダードプランの費用、その他に必要となるドメインとSSLの費用が分かったところで、もう一つレンタルサーバーを選ぶ際の重要な要素となる、さくらインターネットのスタンダードプランの基本スペック、サービス内容についてみていきましょう。レンタルサーバーの性能はサーバー本体のスペックで決まる!?
レンタルサーバーといっても早い話が高性能なパソコンです。 サーバー本体のスペックは、ホームページ・Webサイトの表示速度に関わる重要な要素の一つであり、レンタルサーバーのサービスの品質に直結します。 おおよそ130の契約者が、下記スペックのサーバー一台を共有して利用しています。 CPUには、聞き慣れない名前が入っていますがサーバー専用のCPUになります。 CPU、メモリー容量ともに価格に見合う十分なスペックです。※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
項目 | データ |
---|---|
OSバージョン | FreeBSD |
Apacheバージョン | nginx + Apache2.4系 |
スタンダードプランの主要データ
さくらインターネット スタンダードプランで提供されている主要なサービス内容です。 運営側であるさくらインターネットが使えるバックアップはありますが、利用者側が使えるバックアップの仕組みが無いのは残念ですが、その他の項目に関しては不足なく、十分なサービス内容になります。※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
項目 | データ | 項目 | データ |
---|---|---|---|
共有/専有 | 共有 | 無料お試し期間 | 2週間 |
ディスク容量 | 100GB | 転送量目安 | 700GB/日 |
メールアドレス数 | 制限なし | ドメイン利用最大数 | 200個 |
MySQLデータベース | 100個 | WordPressクイックインストール | ○ |
PHP5系 | ○ | PHP7系 | ○ |
共有SSL | ○ | 独自SSL | ○ |
バックアップ | ○ | 回線帯域合計 | 912Gbps |
データセンターの立地 | 日本国内 | サーバー監視体制 | 24時間365日 有人監視 |
メールサポート | ○ | 電話サポート | ○ |
忘れてはいけないセキュリティ対策
ホームページ・Webサイトを運営するうえで日々重要度が増しているのがセキュリティ対策です。 被害者にならないことはもちろんですが、加害者にならないためにもどのような機能が提供されているのかしっかりと確認していきましょう。※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
項目 | データ | 内容 |
---|---|---|
WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール) | ◯ | ホームページ・Webサイトへの攻撃を検知し、ブロックすることができます。 |
国外IPアドレスフィルタ | ◯ | 国外からのアクセスを拒否することができます。 |
メールウィルスチェック | ◯ | メールに対してウィルスチェックを実施します。 |
Web改ざん検知サービス | ◯(有償) | ホームページ・Webサイトに改ざんがないか毎日チェックするサービスです。 |
使い方に迷わない分かりやすい管理ツール(コンパネ)
私自身は、2005年4月からさくらインターネットのスタンダードプランを利用していますが、機能追加に伴いメニューの追加こそありますが、コンパネの全体のデザインは変わっていません。 各パーツを大きくして、今どきのデザインになるとよいとは思いますが、すべてのメニューが左にそろっていて、その中から必要なものを選んで使う現在のデザインは、オーソドックスで非常に分かりやすく使いやすいコンパネになっています。さくらインターネット スタンダードプランの特徴と優位性は?
さくらインターネット スタンダードプランの費用と基本的なスペックが分かったところで、その他のレンタルサーバーと比較してどのような優位性を持っているか確認していきましょう。お手頃価格で最高のレンタルサーバー
初年度は初期費用として1,029円(税込)が別途必要ですが、レンタルサーバー利用料金だけに限定すると年間契約をした場合は月額429円(税込)でレンタルサーバーを借りることができます。 もっと安いレンタルサーバーや高機能なレンタルサーバーもありますが、安くて低機能、高機能で高い、では満足度が上がりません。 価格と提供されているサービス内容を考えると非常にバランスがとれた満足度の高いレンタルサーバーです。人気の秘密は豊富な運用実績と高い信頼性
さくらインターネットのレンタルサーバーは、利用件数が40万件を超える人気のレンタルサーバーです。 サーバー稼働率が99.99%以上、24時間365日有人監視をおこない、大規模地震にも耐える耐震・免震構造を採用したデータセンター専用施設、冗長構成の無停電装置なども完備されており、高い信頼性が人気の理由の一つです。 レンタルサーバーに保存されているデータは同時に二台のハードディスクに書き込むことで二重化されており、かつ、バックアップ用のサーバーにもデータを退避させているため万が一の場合には、バックアップサーバーからの復旧が可能です。 ※サーバー自体の障害から復旧するためのバックアップのため、個別のデータ復旧依頼には対応していません。実際に利用してから判断!無料の試用期間は2週間
実際にレンタルサーバー使ってみてから判断したい!という方のために無料の試用期間が設けられています。 レンタルサーバーの利用申込みから2週間以内にキャンセル手続きをすれば料金は発生しませんので、実際に管理画面(コンパネ)で操作をしたり、サーバーのパフォーマンスを確認できますので有効に利用しましょう。 お試し期間中は、共有SSLが使えない、転送量が契約時よりも制限される、独自ドメインが使えない(ただし、クレジットカード払い、もしくは入金確認後は利用可能)といった制約が発生しますが、レンタルサーバーを評価するという意味では支障のない制限になります。 さくらインターネットと比較されることが多い、LOLIPOP!(ロリポップ!)とXserver(エックスサーバー)の無料の試用期間は10日なので、さくらインターネットが少し余裕を持って検討できます。万全のサポート体制!メールはもちろん、電話もOK!
ホームページ・Webサイトを作っていく、運用していく中で不明点があれば、メールもしくは、電話で問い合わせをすることが可能です。 明確に問い合わせ内容を理解している場合はメールも便利なのですが、何を聞いてよいかわからないという困った状況でも、電話であればひとつひとつ状況を説明しながら問題解決することができます。国内最大級の大容量バックボーン
ホームページ・Webサイトの表示速度の高速化は、ユーザーに対してストレスなく情報を伝え、SEOにとっても重要な要素になっています。 国内最大級の大容量回線を有しているさくらインターネットのサービスを使うことで、表示速度の向上に大きく前進します。国内最大級の規模となるさくらインターネットのバックボーンネットワークは、日本国内の代表的なIXや数多くの大手ISPと東京・大阪で接続を行い、高い可用性と圧倒的なトラフィック配信能力を実現しています。対外接続の総計は、データセンター専業事業者としては最大規模となる812Gbps。各データセンター間も10ギガビット以上で接続されています。 国内最大級の大容量バックボーン国内最大級の大容量バックボーンに加え、さくらインターネット内部でも高速化対策を実施しています。 長年の蓄積したノウハウと継続した企業努力の成果により、高い安定性と高速化を実現しています。
充実した対外接続バックボーンを生かすために、さくらインターネットでは内部ネットワークのスループット向上に尽力しています。 バックボーンルータより上流は標準で10Gbps以上で接続を行い、よりスループットが求められるカ所では複数の回線で接続し負荷分散を行うことで、高い安定性とスループットを実現しています。 高速な内部ネットワーク
さくらインターネット スタンダードプランの実力診断
実際にさくらインターネットのスタンダードプランを利用して表示速度や負荷への耐性といったパフォーマンスを確認してみました。 WordPress(ワードプレス)のTwenty Seventeenテーマを使ったWebサイトを作り、各種ツールを使って表示速度の実測してみました。※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
条件 | バージョン |
---|---|
WordPress(ワードプレス)バージョン | 4.8 |
利用テーマ | Twenty Seventeen 1.3 |
利用プラグイン | 利用なし(すべて無効) |
登録記事数 | 0件(記事なし) |
Google PageSpeed Insights(グーグル ページスピード インサイト)で「さくらインターネット スタンダード」プランの表示速度を測る
Googleが提供している「Google PageSpeed Insights(グーグル ページスピード インサイト)」を使い、さくらインターネット スタンダードプランの表示速度を計測してみました。 実施したテストではコンテンツを入れていないため実際のホームページ・Webサイトを表示した場合はスコアが落ちることになりますが、少なくともレンタルサーバー自体の問題で表示速度が遅くなるということは無さそうです。※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
テスト実施回数 | モバイル | パソコン |
---|---|---|
2017年6月25日(日) 5時台 | 87/100 | 94/100 |
2017年6月25日(日) 9時台 | 87/100 | 93/100 |
Gtmetrix(ジーティーメトリクス)で「さくらインターネット スタンダード」プランの表示速度を測る
「Gtmetrix(ジーティーメトリクス)」を使い、さくらインターネット スタンダードプランの表示速度を計測してみました。 Google PageSpeed Insights(グーグル ページスピード インサイト)同様、高いパフォーマンスが出ていますので、後は作るホームページ・Webサイト次第で表示速度が変わることになります。※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
テスト実施回数 | 接続元 | PageSpeed Score | YSlow Score | Fully Loaded Time (読込時間) | Total Page Size (ページ容量) | Requests (接続数) |
---|---|---|---|---|---|---|
2017年6月25日(日) 5時台 | カナダ バンクーバー | A(97%) | B(88%) | 1.8s | 198KB | 10 |
2017年6月25日(日) 9時台 | カナダ バンクーバー | A(97%) | B(88%) | 2.0s | 198KB | 10 |
Test my site(テスト マイ サイト)で「さくらインターネット スタンダード」プランの表示速度を測る
2017年7月にGoogleが公開した「Test mys site(テスト マイ サイト)」を使い、さくらインターネット スタンダードプランの表示速度を計測してみました。 「訪問者の推定離脱率」は、表示に3秒以上経過すると閲覧者が離脱する前提でどのくらいの比率の方が離脱するかを表しています。※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
テスト実施回数 | 読込時間 | 訪問者の推定離脱率 | 同じ業種内の比較 |
---|---|---|---|
2017年7月4日(火) 5時台 | 4秒 | 10% | 良好 |
Load Impact(ロードインパクト)で「さくらインターネット スタンダード」プランの表示速度を測る
ホームページ・Webサイトの運用直後はユーザー数が少なく表示速度が速くても、ユーザーが増えてきた時に表示速度が極端に落ちるようでは困ります。 「Load Impact(ロードインパクト)」を使い、同時接続しているユーザーを増加させていきながら、さくらインターネット スタンダードプランの表示速度の変化をみていきましょう。 同時接続ユーザー数が増えるに従い表示速度は落ちていますが、極端に悪くなるわけではありませんでした。 実際のホームページ・Webサイトへのアクセスは、同時接続というよりはバラバラとアクセスされることになりますが、同時にアクセスが集中してもこれであれば安心できます。※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
テスト実施回数 | 接続元 | 5ユーザー | 10ユーザー | 15ユーザー | 20ユーザー | 25ユーザー |
---|---|---|---|---|---|---|
2017年6月25日(日) 9時台 | アイルランド ダブリン | 3.39s | 4.01s | 4.91s | 4.69s | 5.01s |