はじめてのブログにぴったりなテーマが知りたい。
最小の労力で見た目を整えて早くブログを書きたい。
多くの初心者にとって必要なのは、操作に迷わず、ブログ運営に必要な要素がすべて入ったシンプルなテーマです。
高度なことを複雑な操作で実現できるテーマは今は不要です。
この記事を読むと、初心者でも扱いやすい「エックスライト」の特徴がわかり、テーマ選びの悩みが解消されます。
エックスライトは、初心者でも簡単に扱えるシンプルさと、表示速度が速い点が特徴です。
無駄を省いた設計で、サイト表示が速く、プラグインをインストールしなくてもSEO対策も意識されています。
初めての使うテーマにぴったりなのがエックスライトです。
「XWRITE(エックスライト)」の特徴
XWRITE(エックスライト)は、国内レンタルサーバーシェアNo1のエックスサーバー(Xserver)が提供しているWordPress有料テーマです。
リリースは、2022年9月と比較的新しいテーマになります。
エックスライト公式サイトでは、テーマの特徴を下記のように表現しています。
エックスサーバーが開発したWordPressテーマ
ブログ初心者でも簡単に記事が書ける
魅力的な記事に仕上げる装飾やパーツが豊富
選べるデザインテンプレート!着せ替えも可能
デザインはプレビューしながらカスタマイズ可能
収益化のための広告設定も簡単
軽量・高速でSEO対策にも抜かりなし
1ライセンスで複数のブログに利用可能
マニュアルやフォーラムなどサポートも充実
ユーザーからの要望に応える開発力
注目したいのは「ブログ初心者でも簡単に記事が書ける」と「軽量・高速でSEO対策にも抜かりなし」です。
エックスライト以外にもたくさんの有料テーマが販売されていますが、これからブログをはじめる初心者にとって簡単に記事が書けることは最重要だといえます。
また、ブログの初心者、経験者を問わず、ブログの表示速度はSEO観点でも、読者満足度でも重要な要素なので、特徴として謳っているのは心強い限りです。
実際にエックスライトを利用しているユーザーのクチコミをみていきましょう。
「XWRITE(エックスライト)」の良いクチコミ
Xでエックスライトのポジティブなクチコミを集めてみました。
他の人気テーマと比較して評価している方がいます。
また、良いテーマでありながらあまり知名度がないということを逆にメリットとして感じている方もいました。
対応が速いと評価されています。
良いテーマとのことですが、認知度が低く売れていないとコメントされています。
2024年1月のWP-SearchのWordPressシェアランキングでは20位までに入っていません。
良くできていると評価されています。
人気WordPressテーマの「STORK19」を使っていた方も評価しています。
使いやすいと評価しています。
また人気のテーマを使ってデザインが被るのが嫌な人にすすめています。
エックスライトは直感的に使えて、表示速度に満足しています。
「XWRITE(エックスライト)」の悪いクチコミ
Xでエックスライトのネガティブなクチコミを集めてみました。
公式の子テーマがないことへの不満が2件ありました。
カスタマイズせずにそのまま使えることをウリにしているのかもしれませんが、テーマのバージョンアップに影響を受けないように子テーマを作りましょうという情報がたくさんでています。
初心者が迷わないためにも公式の子テーマを提供して欲しいですね。
真偽ほどは不明ですが、質問したらフォーラムの出入り禁止になった方がいます。
設定が面倒でマニュアルが分かりづらいと評価している方がいます。
子テーマがないことに疑問を持っています。
子テーマがないことに不満を表明されています。
「XWRITE(エックスライト)」のメリット
特徴の紹介でエックスライトの良さを伝えてきましたが、感覚は人それぞれなので実際には使わないとわかりません。
エックスライトは、サブスクリプションプランがあるため980円で試せます。
980円は無駄になりますが、買ってダメだったことを考えれば出費を最小限に抑えることができます。
エックスライトは頻繁に機能追加や改善、セキュリティアップデートがおこなわれ、常に最新の状態に保たれています。
2024年は8月末時点で37回のアップデートが実施さされており、毎週何らかのアップデートがおこなわれている計算になります。
エックスライトを使っていて困った時は、利用者専用のフォーラム(掲示板)が用意されており、質問すると有志のエックスライト利用者やXWRITE開発チームから回答を得ることができます。
このブログで利用している有料テーマ「SANGO」との比較でうらやましいと感じた点を紹介します。
- ボタンのマイクロコピーが標準機能
- ボタンの幅変更が標準機能
- 広告ラベルが標準機能(ステマ規制対策)
めちゃめちゃ細かい話ですが、「SANGO」ではカスタマイズしないと対応できませんが、エックスライトでは標準機能として提供されています。
初心者にとって欲しい機能がすぐに使えるというのは非常に大きなメリットだと思います。
「XWRITE(エックスライト)」のデメリット
- 利用者が少なくため情報が少ない
- 高機能ではない
- テーマとして高い
ひとつずつ解説します。
エックスライトは人気テーマというわけではありません。
WordPressのテーマラインキングが見れるWP-Searchというサイトでは、トップ100に入っていません。(たくさんあるランキングの一つでしかありません)
人気がない=利用者が少ないため困ったことに遭遇した際、検索しても解決策が見つからない可能性があります。
ただ、エックスライトは専用フォーラム(掲示板)が提供されているため投稿すれば問題を解消できる可能性があります。
人気がないということはデザインが被らないというメリットもあります。
人気のテーマを使うと似たようなデザインが溢れていますが、エックスライトではそういうことはなさそうです😊
テーマの正しい評価は機能と性能ですが、人気ないという事実は受け入れる必要があります。
公式サイトでは多機能をうたっていますが、他の全部入りのテーマと比較すると少し寂しさがあります。
例えば、条件ブロックやA/Bテスト、クリック数・クリック率の表示などは機能がありません。
過去に他のテーマを使っていた方やオリジナルデザインを追求したい人にはやや物足りないと感じるかもしれません。
ただし、ブログを書くうえで必要な機能はそろっています。
初心者は選択肢が少ない方が迷いがなく、記事を書くことに集中できるためデメリットではなくメリットだといえます。
デメリットの最後は、エックスライトの価格が19,800円とやや高めな点です。
エックスサーバーもしくは、シンレンタルサーバーの公式サイトで購入すると割引が入り15,840円ですが、前述のWP-Searchのテーマ人気ランキング上位10位までの価格と比較しても安くないことがわかります。
エックスライトは比較的価格が高いテーマになります。
「XWRITE(エックスライト)」を使って欲しい人
スバリ初心者の方です。
デザインスキンからデザインを選んだ後は、記事をすぐに書き始めたい人に使って欲しいWordPressテーマです。
見出し、リスト、マーカー、ラベル、吹き出し、ボックス、アフィリエイトの広告タグに対応したマイクロコピー付きのボタン、ブログカード、アコーディオン、手順を表示するためのステップ、商品レビュー、FAQ、広告を掲載した際に使う広告表示とブログに必要なものは標準機能として用意されています。
デザインは凝り出せばキリがないので、標準機能を使って記事を書くことに集中しましょう。
いくらデザインがよくても記事がなければ稼げません!
「XWRITE(エックスライト)」を使う際の注意点
エックスライトを使う際には、下記に注意してください。
- エックスライト公式の子テーマがありません
- クラシックエディタとの相性がイマイチ(グーデンベルグを使うことが前提のテーマです)
- スキンが3種類しかない
カスタマイズをすることを前提にしていないのかもしれませんが、カスタマイズする際は、子テーマを自身で作ってください。
難しくはないので、「WordPress 子テーマ 作成」で検索すれば色々でてきます。
また、エディタはグーデンベルグ(ブロックエディタ)を使うことを前提にしたテーマです。
クラシックエディタを使う場合、文字装飾、ボタン挿入、ボックスなどが使用できないため相性はイマイチです。
クラシックエディタを使う人は別のテーマを探した方が無難です。
ワンクリックでデザインを着せ替えられるスキン機能を推していますが、2024年9月時点でスキンは3種類しかありません。
公式サイトには「今後も増やしていく予定」と書かれていますが、ぜひ増やして欲しいです。
「XWRITE(エックスライト)」の価格
サブスクリプションは、どこで申込んでも価格は変わりませんが、買い切りはエックスサーバー公式サイトもしくはシン・レンタルサーバー公式サイトで購入するとXWRITE公式サイトで購入するよりも3,960円安く買えます。
テーマ名 | エックスライト(XWRITE) |
サブスクリプションプラン | 月額:990円/月 年額:9,900円/年 |
買い切りプラン | XWRITE公式サイト:19,800円 エックスサーバー公式サイト:15,840円 シン・レンタルサーバー公式サイト:15,840円 |
決済方法 | クレジットカード(VISA / Master / JCB / AMEX) |
動作環境 | WordPress6.4以上 PHP7.4以上 |
対応ブラウザ | Chrome / Firefox / Edge(IEモード除く) / Safari 最新版 |
ライセンス | 100% GPL 複数のサイトで利用可能 |
「XWRITE(エックスライト)」の購入方法
エックスライトの購入は、エックスライト公式サイトもしくは、エックスサーバーかシンレンタルサーバーの公式サイトから購入できます。
サブスクリプションプランは、どこで買っても価格は一緒ですが、買切りプランの場合はエックスサーバーもしくはシンレンタルサーバー公式サイトで買った方が3,960円安く買うことができます。
エックスサーバーもしくはシンレンタルサーバーを使っている人は、それぞれ契約しているレンタルサーバーの公式サイトで購入、契約がない人はエックスライト公式サイトで購入してください。
「XWRITE(エックスライト)」よくある質問(FAQ)
- エックスライトは初心者でも使えますか?
- むしろ初心者に使って欲しいWordPresのテーマです。
カスタマイズせずにそのままで必要な機能が揃っています。
他のサイトと差別化するためにカスタマイズしたい人は、別のテーマの方が良いかもしれません。
- エックスライトは複数のサイトで使えますか?
- 1回の購入で複数のブログに使えます。
- エックスライトにお試し期間はありますか?
- お試し期間はありません。
不安があればサブスクリプションプラン(月額990円)で試すことができます。
- サブスクリプションプランと買切りプランに違いはありますか?
- 買い方の違いだけで、テーマの機能に違いはありません。
- サブスクリプションプランと買切りプランのどちらにすべきですか?
- コスト面で買切りプランがおすすめです。
テーマを切り替える手間を考えると頻繁にテーマを変えることは現実的ではありません。
どうしても試したい場合は1ヶ月だけサブスクリプションプランを利用して結論を出しましょう。
- 購入後のサポートはありますか?
- 専用のフォーラム(掲示板)が用意されています。
有志のエックスライト利用者やXWRITE開発チームから回答を得ることができます
- 子テーマはありますか?
- 公式では配布していません。
必要な場合は、ご自身で作成してください。
まとめ
国内No.1シェアのレンタルサーバー「エックスサーバー」が作ったWordPress有料テーマ「エックスライト」を解説しました。
カスタマイズを前提にテーマを選ぶ場合にはもっとよい選択肢がありますが、初心者が書くことに注力するために選ぶテーマとして大変魅力的です。
表示速度も速いこともSEO対策に有効です。
- ワンクリックでデザインスキンを切り替えて見た目を変えられる
- ブロックエディター(グーデンベルグ)に対応している
- カスタマイズの必要がなくブログを書くために必要な機能がそろっている
- ブログの高速表示でSEO対策ができる
- エックスサーバーもしくはシンレンタルサーバー契約者は安く買える
特に買切りプランで割引が適応されるエックスサーバー、シンレンタルサーバー契約者の方は利用を検討してみてください。
初心者に優しいテーマ