安くてもWordPressが使える、価格重視派必見のレンタルサーバー3選

WordPressを安くスタートしたい

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WordPressが使いたい!しかも低価格で… こんなわがままな要求に答えてくれるレンタルサーバーを探してみました。 WordPressは、コンテンツを表示するたびにプログラムが動き、データベースから必要なデータを取得するためサーバースペックが必要とされ、また、CMSとして断然の人気があるが故にセキュリティにも気をつけなけいけません。 高性能なサーバーと高速なネットワークが使えて、高いセキュリティを提供してくれる低価格のレンタルサーバーはどこなのでしょうか? ▼この記事の目次(もくじ)
  1. 低価格でも十分にWordPressが使える各社プラン
    1. 重視すべきは価格?サーバースペック?それともセキュリティ?
  2. 抜群のコストパフォーマンスのDOMAIN KING(ドメインキング)
    1. DOMAIN KING(ドメインキング) Pプランのおすすめポイント
    2. DOMAIN KING(ドメインキング) Pプランのここは目をつぶろう
  3. ドメイン込みでお得なValue-server(バリューサーバー) まるっとプラン
    1. Value-server(バリューサーバー) まるっとプランのおすすめポイント
    2. Value-server(バリューサーバー) まるっとプランのここは目をつぶろう
  4. 価格も信頼も両方満たすならLOLIPOP!(ロリポップ)
    1. LOLIPOP!(ロリポップ) ライトプランのおすすめポイント
    2. LOLIPOP!(ロリポップ) ライトプランのここは目をつぶろう
  5. まとめ

低価格でも十分にWordPressが使える各社プラン

各社様々な戦略のもと、このサーバースペックだと赤字じゃないの?という価格のレンタルサーバーを提供してくれています。 年額3,000円程度の価格帯になるとすべて望みを抱えてくれるレンタルサーバーは難しいかもしれませんが、許容できるところには目をつぶり、用途にあったレンタルサーバーを探しましょう。 レンタルサーバーを比較するうえで主要な項目を一覧にまとめました。 なお、年間利用料は、長期契約等で最も安い場合の料金を入れてますので、注意してください。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

レンタルサーバーサービス 初期費用 年間利用料 無料お試し ディスク容量 転送量 DB 簡単インストール
LOLIPOP!(ロリポップ) ライトプラン 無料 5,940円 10日 350GB 無制限 50
CORESERVER(コアサーバー) CORE-MINIプラン 無料 3,168円 7日 250GB 無制限 10
minibird(ミニバード) 1,500円 3,000円 14日 50GB 5
ラクサバ ラクラクライトプラン 1,540円 3,090円 10日 10GB 60GB/月 2
Value-server(バリューサーバー) まるっとプラン 0円 1,569円 (ドメイン込) なし 25GB 150GB/月 1
Value-server(バリューサーバー) エコプラン 1,000円 2,000円 10日 50GB 150GB/月 1
DOMAIN KING(ドメインキング) Pプラン 934円 1,200円 なし 20GB 1
minim(ミニム) GoGo!プラン 550円 734円 14日 1GB 1GB/日 1
minim(ミニム) GoGoプラス!プラン 550円 816円 14日 1.5GB 1GB/日 2
minim(ミニム) ミニマムプラン 229円 2,056円 14日 3GB 1GB/日 6
EXTREM(エクストリーム) ライトプラン 1,000円 1,200円 14日 2GB 3

価格は税抜きです。

重視すべきは価格?サーバースペック?それともセキュリティ?

低価格のレンタルサーバーを選ぶ基準は何でしょうか? 用途と目的に合ったレンタルサーバーを選ぶということになると思いますが、価格、サーバースペック、回線帯域、回線速度、セキュリティ、それぞれのバランスは重要だと思います。 価格が安くても運営している会社に実績や信頼がなければ思わぬ被害を被る可能性があります。 また、無料の使えるレンタルサーバーもあるのですが、サーバースペックが低い場合やネットワークが遅い場合には表示に時間が遅く、ユーザーはWebサイト・ホームページが表示される前に見るのを止めてしまうでしょう。 これからおすすめする3つのレンタルサーバーは、必要な要素をバランスよく満たしつつ、特色を持ったレンタルサーバーサービスを展開していますので、用途と目的に照らし合わせて選ぶ際の参考にしてください。

抜群のコストパフォーマンスのDOMAIN KING(ドメインキング)

多くのレンタルサーバーが1年などの長期契約をする見返りとして月額を安くする中、契約期間に関係なく月額100円(税別)が魅力的なレンタルサーバーです。

DOMAIN KING(ドメインキング) Pプランのおすすめポイント

とにかく月額100円(税別)が魅力なDOMAIN KING(ドメインキング)。 もっとも安い価格帯のレンタルサーバーでありながら、国内のデータセンターを使い、データの転送量に対する追加課金もありません。 20GBのディスク容量もサイトを新規に作る場合には十分すぎる容量ですし、万が一に備えたバックアップ・リストア(データ復元)、WordPressを使い際に大切となるセキュリティ対策には、WAF機能も備えています。 WordPress利用者には嬉しい、WordPressの簡単インストール、WordPressのセキュリティ診断を利用することが可能です。 なんとこの価格で電話サポートもしてくれますので、初心者も安心です。

DOMAIN KING(ドメインキング) Pプランのここは目をつぶろう

一番の懸念は、無料お試し期間の設定がないことです。 月額費用は契約期間に関係なく100円(税別)ですが、少し使ってみた結果ダメだとなった場合でも、初期費用として支払う934円(税別)は戻ってきません。 ならば、クーリングオフはどうかというと、レンタルサーバーならびにドメインは、特定商取引法に該当しないためため対応できないそうです。 圧倒的なコストパフォーマンスのレンタルサーバーになりますので、そこには目をつぶるしかなさそうです。 ちなみに上位プランまたは、下位プランへの変更は無料で対応できます。

ドメイン込みでお得なValue-server(バリューサーバー) まるっとプラン

ドメインとレンタルサーバーの費用がセットになって、お得な価格で使えるレンタルサーバーです。 ドメインの種類によってレンタルサーバーの利用料は異なりますが、最安値は.xyzドメインを取得する場合で年額1,569円(税別)です。 その他、主要なドメイン別の費用は、.comと.netが2,160円(税別)、.infoと.bizが3,000円(年額)、その他、20種類のドメインから選ぶことができます。 ドメイン取得時によく利用される、お名前.comとムームードメインの.comドメインの取得費用は699円(税別)ですので、レンタルサーバーの実質費用は、年額1,461円(税別)となり、月額費用は、約122円(税別)と最安値クラスのレンタルサーバーになります。

Value-server(バリューサーバー) まるっとプランのおすすめポイント

トータルの出費は抑えつつ、レンタルサーバーが無料で提供するサブドメインではなく、独自ドメインでWordPressのWebサイト・ホームページを作る場合には、有力な選択肢となるレンタルサーバーです。 独自ドメイン費用込に加え、初期費用が無料ですので、他のレンタルサーバーと比較して初年度の費用を抑えることができます。 レンタルサーバーの契約時にドメインの取得をおこなうため、ドメイン取得処理や支払いが一本化されることで煩雑さから開放されるのもメリットのひとつです。 ディスク容量は、DOMAIN KING(ドメインキング)のPプランよりも5GB多い25GBと大容量です。 国内のデータセンターを利用し、サーバー・セキュリティは自社管理、24時間障害対応、メールサポートありと必要なものが揃っています。

Value-server(バリューサーバー) まるっとプランのここは目をつぶろう

2年目以降は、.comドメインは2,800円(税別)、.infoドメインは3,000円(税別)と3,000円程度の年額費用が発生します。 Value-server(バリューサーバー)のまるっとプランもDOMAIN KING(ドメインキング)のPプラン同様、無料のお試し期間はありません。

価格も信頼も両方満たすならLOLIPOP!(ロリポップ)

利用実績200万サイト以上、240万人に選ばれているレンタルサーバー最大手のLOLIPOP!(ロリポップ)が提供する低価格プランにになります。 国内にデータセンターを置き、アップロードファイルやメールのウィルスチェック、WAFなどのセキュリティも充実しています。 特にはじめてWebサイト・ホームページを作る人にとっては、欠点の少ない、無難なレンタルサーバーだと思います。

LOLIPOP!(ロリポップ) ライトプランのおすすめポイント

実績と信頼性を求める場合には、有力な選択肢となるレンタルサーバーだと思います。 ディスク容量350GB、転送量無制限となっているため、大きめのサイトでも十分に運用することが可能です。 ユーザーサポートは、お問合せフォームに加え、チャットサポートも提供されるため、素早い問題解決が可能です。 (ライトプランにはありませんが、上位プランには、電話サポートもあります。) Web改ざん通知は、もっと価格の高いレンタルサーバーサービスでも提供されていない非常に嬉しい機能です。 被害者と同時に加害者になる可能性もある改ざんを早期に発見することが可能です。 上述のDOMAIN KING(ドメインキング)のPプランとValue-server(バリューサーバー)のまるっとプランには無かった無料お試し期間が10日あるので、実際に使ってみてから判断ができます。

LOLIPOP!(ロリポップ) ライトプランのここは目をつぶろう

実績と信頼性はこの価格帯ではピカイチですが、年額5,940円(税込)と最安値クラスのレンタルサーバーより少し高めの料金設定になります。 ただし、ディスク容量が350GBと大きく使えるデータベースが50個ということで複数サイトの構築も可能です。

まとめ

選択肢は多くはありませんが、WordPressを使う前提でも月額100円程度で十分に使えるレンタルサーバーがあります。 サービスごとに特徴がありますので、譲れない項目、譲れる項目を明確にしたうえで、慎重に比較して用途・目的に見合ったレンタルサーバーを見つけてください。 結果的として、おすすめした3つのレンタルサーバーは、すべてGMOグループが提供するレンタルサーバーとなりました。 恐るべしGMOグループ。