「レンタルサーバーを借りようと思うけど、まずは無料で試したい」
「無料で使えるレンタルサーバーなんて本当にあるの?あとから高額請求されるなどの罠があるのではないか?」
「もし本当に無料で使えるレンタルサーバーがあるのであれば、どこまで使えるのか?メリットとデメリットはなにか?」
このような疑問を解消するために無料で使えるレンタルサーバーを情報をまとめてみました。
ウェブサイトやブログを運用するためにWordPressを利用することが一般的になっています。
そのWordPressを利用するためにはレンタルサーバーが必要になりますが、レンタルサーバーの中には無料で使えるものが存在します。
通常月額500円〜1,000円程度掛かるレンタルサーバーが無料で使えるため、初期費用を抑えたい初心者や個人ブロガーにとって無料レンタルサーバーは非常に魅力的です。
ただし、無料で利用できるという大きなメリットがある反面、ディスク容量が少なかったり、機能が制限されていたり広告がサイトに表示されるなどのデメリットもあります。
そこで、本記事では、WordPressが利用可能できる「無料レンタルサーバー」をテーマにおすすめできる無料レンタルサーバーを紹介していきます。
有料レンタルサーバーとの違いや各無料レンタルサーバーの特長や選び方のポイントを詳しく解説し、レンタルサーバーの利用を兼つしている方はぜひ参考にしてください。
▼この記事の目次(もくじ)
無料レンタルサーバーとは?
無料レンタルサーバーは、ウェブサイトやブログを公開するために必要となるサーバーを無料で利用できるサービスです。
広告が表示されるスペックが低いなどの理由からビジネスには向きませんが、趣味のウェブサイトやブログ、学習目的などに最適です。
WordPressが利用できる無料レンタルサーバーもあります。
用途や利用に制限がかかっている場合があるため無料レンタルサーバーを利用する際は、事前に利用規約の確認が必要です。
まずはブログの始め方を知りたい場合は、下記の記事から読んでみてください。
【ブログの始め方】ブログの基礎知識とサーバー契約からWodPressで記事を書く手順を完全解説
無料レンタルサーバーが成立する理由
無料レンタルサーバーは、費用をかけずにウェブサイトを公開できるサービスですが、営利企業が無料でレンタルサーバーを提供できるのには理由があります。
無料レンタルサーバーを提供する企業は、広告掲載によって運営コストを補填しています。
つまり、無料でサーバーを利用できる代わりに、作ったウェブサイトに広告が表示されることが多いです。
一部の無料レンタルサーバーでは、ディスク容量や転送量に制限を設け、有料版へのアップグレードを促すことで収益を得ています。
また、サポートを提供しないことでコストを削減し、ハイスペックなサーバーを無料で提供しているケースもあります。
無料レンタルサーバーは、初めてウェブサイトを作成する方や小規模なウェブサイトを運営したい方に適しています。
しかし、本格的なウェブサイト運営を目指す場合は、広告表示がない、ディスク容量が大きい、サポートが充実しているなどのメリットがある有料レンタルサーバーの利用がおすすめです。
無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違い
無料レンタルサーバーを運営しているのが企業である以上、タダで使わせるには理由があります。
無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの主な違いは下記の通りです。
月額料金
無料レンタルサーバーは無料で利用できますが、有料レンタルサーバーは月額数百円から1,000円程度の料金がかかります。
初期費用
無料レンタルサーバーでは初期費用はかかりませんが、有料レンタルサーバーでは初期費用無料が多いものの一部のレンタルサーバーでは初期費用がかかる場合があります。
ディスク容量
無料レンタルサーバーは500MB〜4GB程度の容量ですが、有料レンタルサーバーは100GB以上の容量があります。
WordPressの対応
無料レンタルサーバーではWordPressに対応していない場合もありますが、有料レンタルサーバーでは対応しています。
商用利用
無料レンタルサーバーでは商用利用に対応していない場合もありますが、有料レンタルサーバーでは商用利用できます。
独自ドメイン
無料レンタルサーバーでは独自ドメインに対応していない場合もありますが、有料レンタルサーバーでは独自ドメインを設定できます。
広告表示:
無料レンタルサーバーでは広告が表示されますが、有料レンタルサーバーでは広告は表示されません。
サポート
無料レンタルサーバーではサポートがない場合もありますが、有料レンタルサーバーではメール、チャット、電話などでサポートがあります。
例外はありますが、無料レンタルサーバーはコストを抑えられるというメリットがある一方、有料レンタルサーバーに比べて容量が少なく、十分なサポートを受けられないというデメリットがあります。
まとめると下記のようになります。
レンタルサーバーの種類 | 無料レンタルサーバー | 有料レンタルサーバー |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | 一部のレンタルサーバーで1〜3ヶ月分の月額利用料 |
月額費用 | 無料 | 月額数百円から1,000円程度 |
ディスク容量 | 500MB〜4GB程度 | 100GB以上 |
独自ドメイン | 独自ドメインが使えない場合がある | 独自ドメインが使える |
独自SSL | 独自SSLが使えない場合がある | 独自SSLが使える |
WordPress/ワードプレス | WordPressが使えない場合がある | WordPressが使える |
広告 | 広告が表示される | 広告が表示されない |
メールアカウント | メールアドレスは発行できない場合がある | メールアドレスは発行できる |
サポート | サポートが受けられない場合がある | メール、チャット、電話などでサポートが受けられる |
無料レンタルサーバーのメリットとデメリット
無料レンタルサーバーのメリット
費用を抑えられる。
最大の魅力は、費用をかけずにウェブサイトを運用できる点です。
サーバーとドメインは通常有料ですが、無料レンタルサーバーを利用することでこれらのコストを抑えることができます。
初心者でも始めやすい。
初めてウェブサイトを作る人でも、コストをかけずにウェブサイト運営の基本を学ぶことができます。
WordPressのような誰でも使えるツールと組み合わせれば、テンプレートに文字を入力するだけで簡単にウェブサイトを公開できます。
小規模サイトに最適です。
個人のブログやポートフォリオ、小規模なウェブサイト運営に適しています。
テストや実験目的でサイトを立ち上げたい開発者にも向いています。
有料レンタルサーバーを検討している人にとっては利用前に使い心地を試せる機会になります。
無料レンタルサーバーのデメリット
広告が表示される。
多くの無料レンタルサーバーの場合、運営コストを補填するため、ウェブサイト上に広告が表示されます。
これにより、ビジネスサイトやポートフォリオでは、無料で作成していることが相手にわかってしまい、印象を悪くする可能性があります。
広告表示はサイトの見栄えを損ない、ユーザーのサイト閲覧の妨げになる可能性が高いです。
機能制限があります。
有料サーバーと比較して、ディスク容量や転送量に制限があります。
容量が不足すると、サイトの表示速度が遅くなったり、新しいコンテンツを追加できなくなります。
特に、画像や動画を多く掲載する場合、容量制限に注意が必要です。
セキュリティ対策が不足する可能性があります。
無料レンタルサーバーは、セキュリティ対策が限定的であることが一般的です。
SSL証明書の提供やWAFの有無など、有料レンタルサーバーと比較してセキュリティ機能が十分に提供されていない場合があります。
SSLの設定ができない場合は、サイト訪問者の個人情報保護に関心がないという印象を与えます。
サポートの不足もしくは限定的、あるいは提供されないことが多いです。
ウェブサイトが安定運用できている時はサポートの必要性を感じませんが、トラブル発生時には専門知識が必要になることがあります。
無料レンタルサーバーで発生したトラブルは自己責任で対応することになります。
表示速度が遅い。
無料レンタルサーバーは有料レンタルサーバーと比較して、高速化に対応していないことが多く、表示速度が遅い場合が多いです。
表示速度が遅いと、ユーザーのストレスにつながり、サイト離脱の原因になります。
無料レンタルサーバーを選ぶ上での注意点
サービスの継続性を確認しよう。
無料レンタルサーバーを提供している会社の規模が小さいと突然サービスが終了してしまうリスクがあります。
急なサービス停止を回避するために大手のレンタルサーバー会社が提供するサービスを選ぶようにしましょう。
商用利用の可否を確認しよう。
サイトで物販やアフィリエイトなどの収益化を検討している場合は、商用利用が可能なサーバーを選びましょう。
WordPressの利用可否を確認しよう。
WordPressでサイト構築を行う場合、事前にWordPressが利用できるサーバーかどうかを確認しておきましょう。
本格的な運用には有料サーバーを検討しよう。
無料レンタルサーバーのデメリットを踏まえ、本格的なウェブサイト運営には、有料レンタルサーバーの利用を検討することをお勧めします。
有料レンタルサーバーは、広告表示がなく、ディスク容量が大きく、サポートも充実しているなど、無料サーバーと比較して多くのメリットがあります。
2024年WordPressが使える無料レンタルサーバーのおすすめ4選
無料でWordPressが使えるレンタルサーバーの比較一覧です。
各レンタルサーバーで少しずつサービス内容が異なるため目的にあったレンタルサーバーを見つけるヒントにしてください。
無料レンタルサーバー | 運営会社の信頼性 | ディスク容量 | 広告表示 | 商用利用 | サポート |
---|---|---|---|---|---|
シン・クラウド for Free | ◎ | 10GB | なし | ◯ | なし |
StarServer Free | △ | 2GB | あり | ◯ | なし |
XREA Free | ◯ | 10GB | なし | ◯ | あり |
シンBlog | ◯ | 3GB | あり | ◯ | なし |
ここからは、一覧で紹介した無料レンタルサーバーを一つずつ詳しく解説していきます。
シン・クラウド for Free
シン・クラウド for Freeは、運用サイト数250万件を誇るXserver(エックスサーバー)が提供する無料レンタルサーバーです。
以前は、Xfree(エックスフリー)という名称のサービスでしたが、2023年10月3日から「シン・クラウド for Free」に名称を変更しています。
WordPressが利用できるだけではなく、簡単にインストールできる機能も提供されています。
無料で利用できるレンタルサーバーですが、PC、スマホ、タブレット端末のすべてで広告なし、無料で独自SSLが使えます。
また、容量10GBのSSDストレージが利用できます。
プラン名 | WordPress機能 |
---|---|
月額費用 | 無料 |
ディスク容量 | 10GB(SSD) |
独自ドメイン | ◯ |
独自SSL | ◯ |
WordPress/ワードプレス | 利用可能 |
広告 | なし |
メールアカウント | メールアドレスは発行できません |
商用利用 | ◯ |
サポート | サポートはありません |
いいことずくめに見える「シン・クラウド for Free」ですが、現在は他社サーバーからの移転以外の申し込みは受け付けていません。
すでにレンタルサーバーを持っている人が「シン・クラウド for Free」を使い、最終的にはXserver(エックスサーバー)やシン・レンタルサーバーといった有料レンタルサーバーに移動してもらうためのハイスペックな無料レンタルサーバーとなっています。
はじめてのレンタルサーバーには使えないというのが残念なところです。
StarServer Free/スターサーバーフリー
低価格レンタルサーバーとして実績のあるStarServe(スターサーバー)が提供する無料レンタルサーバーがStarServerFree(スターサーバーフリー)です。
プラン名 | フリー PHP+MySQL |
---|---|
月額費用 | 無料 |
ディスク容量 | 2GB |
独自ドメイン | ◯ |
独自SSL | × |
WordPress/ワードプレス | 利用可能 |
広告 | スマートフォンのみ広告が入ります |
メールアカウント | メールアドレスは発行できません |
商用利用 | ◯ |
サポート | サポートはありません |
XREA Free/エクスリアフリー
GMOが提供する無料レンタルサーバーがXREA Free(エクスリアフリー)です。
基本の容量は1GBと「Xfree/エックスフリー」と「StarServerFree/スターサーバーフリー」の2分の1ですが、倉庫利用ではない、容量の80%以上を利用しているという条件をクリアすることで最大3GBまで容量を増やすことができます。
また、「Xfree/エックスフリー」と「StarServerFree/スターサーバーフリー」では使えない独自SSLが使えるのが大きなメリットです。
プラン名 | XREA Free(無料プラン) |
---|---|
月額費用 | 無料 |
ディスク容量 | 1GB ※申請により最大3GBまで増やすことができる |
独自ドメイン | ◯ |
独自SSL | ◯ |
WordPress/ワードプレス | 利用可能 |
広告 | 広告が入ります |
メールアカウント | メールアドレスが発行できます |
商用利用 | ◯ |
サポート | メールとチャットでのサポートが受けられます |
シンBlog
レンタルサーバーではありませんが、WordPressを使う方法としてシンBlogという選択肢もあります。
シンBlogは申し込み後、すぐにWordPressでブログが書けるサービスです。
WordPressがあらかじめインストールされているため、サーバーやWordPressの設定を気にする必要がありません。
サイトの高速表示を実現するオールSSD、独自ドメイン対応、無料独自SSL対応といったWordPressでブログを運営するために必要な機能も揃っています。
サポートがない、スマートフォンでの閲覧時に広告が表示されるというデメリットはありますが、初心者がWordPressでブログを公開するために簡単に利用できるサービスです。
1ブログの容量が10倍の30GB、広告が表示されず、サポートが付いているシンBlog PROという有料プランもあります。
プラン名 | シンBlog(無料プラン) |
---|---|
月額費用 | 無料 |
ディスク容量 | 1ブログにつき3GB ※最大10個までブログを増やすことができる |
独自ドメイン | ◯ |
独自SSL | ◯ |
WordPress/ワードプレス | 利用可能 |
広告 | スマートフォンでの閲覧時のみ広告が入ります |
メールアカウント | メールアドレスは発行できません |
商用利用 | ◯ |
サポート | サポートはありません |
無料レンタルサーバーを選ぶ際の注意点
3つの無料レンタルサーバーのスペックを見てどんな印象を持ったでしょうか?
ディスク容量が少ないな、独自ドメインが使えるのか、などの気づきがある方はご自身で無料レンタルサーバーを選べる知識があります。
何も気づきがない方は、解説するので安心して読み進めてください。
Xfree(エックスフリー)とStarServerFree(スターサーバーフリー)は、ほぼ同じスペックです。
三つ目に紹介したXREA Free(エクスリアフリー)はディスク容量は半分ですが、無料SSL対応、メールアカウントの発行可能、サポートありと充実しています。
用途にあった無料レンタルサーバーを選ぶために4つのポイントを確認してください。
WordPressが使えるか?
WordPressを使わない場合は無視してよい項目ですが、Webサイトやブログの立ち上げにWordPressを利用する場合がほとんどだと思いますので、その場合は最重要確認事項として無料レンタルサーバーでWordPressが利用できるか確認しておきましょう。
無料レンタルサーバーでWordPressを使用するには、まずサーバーがPHPとMySQLをサポートしているか確認が必要です。
無料レンタルサーバーの中にはこれらの機能が制限されているサービスもあるため、WordPressが使える無料レンタルサーバーなのか事前に確認する必要があります。
ちなみに紹介した3つの無料レンタルサーバー、シン・クラウド for Free、StarServerFree/スターサーバーフリー、XREA Free/エクスリアフリーはWordPressを利用することが可能ですので安心してください。
独自ドメインに対応しているか?
ずっと無料レンタルサーバーを使う場合は気にすることはありませんが、アクセス数が増えてきたら有料レンタルサーバーへの切り替えを予定している場合は独自ドメイン対応は必須です。
独自ドメインに対応していない場合は、有料レンタルサーバーに切り替えたタイミングでURLが変わってしまうためイチから集客することになります。
また、URLが変わってしまうとGoogleからのSEO評価も引き継げません。
おすすめ無料レンタルサーバーで紹介したXfree(エックスフリー)、StarServerFree(スターサーバーフリー)、XREA Free(エクスリアフリー)どれを選んでも独自ドメインを利用できます。
独自SSLに対応しているか?
ブラウザとレンタルサーバー間の通信を暗号化するのがSSLです。
SSLに対応していない場合は、ブラウザのアドレスバーに警告が表示されるためアクセスしてきたユーザーが危険を感じてそのまま離脱する可能性があります。
アクセスを増やすためには、SSLに対応してセキュリティに配慮したサイトだということをアピールする必要があります。
さらにSSL導入はSEO対策の一つにもなります。
おすすめ無料レンタルサーバーで紹介した中で独自SSLに対応しているのはXREA Free(エクスリアフリー)だけです。
ユーザーサポートはあるか?
分かりやすいコンパネとマニュアルが提供されているとはいえ、WordPressのセットアップ、ドメインの設定などでつまずく可能性はあります。
そんな時にユーザーサポートがあれば問題解決の近道になります。
腕に自信がある方には必要ありませんが、はじめてレンタルサーバーを使う方はユーザーサポートがある無料レンタルサーバーを選びましょう。
おすすめ無料レンタルサーバーで紹介した中でユーザーサポートに対応しているのはXREA Free(エクスリアフリー)だけです。
無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違い
無料レンタルサーバーを提供する会社の目的は、有料レンタルサーバーを使うきっかけの提供です。
本音としては最初から有料レンタルサーバーを使って欲しいわけですが、入り口として無料レンタルサーバーを使ってもらい、その後、有料レンタルサーバーに切り替えてもらう作戦です。
無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーのスペックや機能の違いはたくさんあるのですが、運用上一番の問題はディスク容量です。
おすすめ無料レンタルサーバーのディスク容量は最大2GBだったのに対して、低価格帯の有料レンタルサーバーとして人気が高いロリポップ!ライトプランは200GBと100倍の差があります。
もうひとつの大きな違いは無料レンタルサーバーには広告が入ります。
おすすめ無料レンタルサーバーもすべてに広告が入ります。
広告は無料レンタルサーバーを使う際の利用料だと諦めてください。
無料レンタルサーバーを選ばない方が良い場合
本格的なブログ構築を目的にしている場合、最初から有料レンタルサーバーを使ってください。
無料レンタルサーバーは低スペックで表示速度が遅いためアクセスが増えない理由がコンテンツなのか低スペックのサーバーの影響なのか判断がつきません。
また、様々な機能制約があるためハンデを背負ったまま競合サイトと戦うことになります。
人気ブログになってもずっと無料レンタルサーバーを使い続けるのは無理ですし、将来の引越し作業も面倒です。
誰にも見られなくてよい自分だけのメモとしてブログを公開する場合やお試しとして使う以外は、無料レンタルサーバーでは役不足です。
最初から有料レンタルサーバーを選んだ方が良い場合
たくさんの人に見てもらえるブログを作るには時間が掛かります。
日々、記事を公開し、画像を入れて魅了的な記事を作れば無料レンタルサーバーのディスク容量はすぐに不足します。
であれば、最初から有料レンタルサーバーを使いスペック不足による遅い表示や機能制限を回避し、将来の引っ越し作業を気にすることなく記事を書くことは合理的な判断といえます。
手を出しやすい低価格帯のオススメはLittle Server(リトルサーバー) のミニプランです。
初期費用1,012円(税込)、月額165円(税込)、初年度合計2,992円、2年目以降は初期費用が不要になるため年額1,980円でレンタルサーバーを利用することができます。
もう少し費用を出せるという方は、さくらのレンタルサーバー のスタンダードプランです。12ヶ月契約で月額437円(税込)、年間総額5,238円、長期契約をすれば24ヶ月契約で月額430円(税込)、36ヶ月契約で月額425円(税込)と割安になります。
金額よりもずっと安心して使えるレンタルサーバーが欲しい方に検討して欲しいのが国内シェアNo.1のXserver(エックスサーバー)です。
金額は12ヶ月契約で月額1,100円(税込)と安くはありませんが、長期契約をすれば24ヶ月契約で月額1,045円(税込)、36ヶ月契約で月額990円(税込)と割安になります。
Xserver(エックスサーバー)は、専門知識がなくても簡単にWordPressを始められる分かりやすい操作画面やサポートが整っているため初心者でもすぐにサイトを立ち上げることができます。
競争が激しいレンタルサーバー業界でシェアNo.1になっているのはそうした使いやすさとコストパフォーマンスが理由です。
月額495円!エックスサーバーでは2024年12月4日まで半額キャッシュバックキャンペーン実施中!
Xserver(エックスサーバー)の価格に躊躇する場合は、シン・レンタルサーバーをおすすめします。
Xserver(エックスサーバー)と同じグループ会社が運営しており、安定重視のXserver(エックスサーバー)に対して最新技術を積極的に導入し、コストパフォーマンスにこだわったのがシン・レンタルサーバーです。
ベーシックプランは12ヶ月契約で月額880円、24ヶ月契約で月額825円、12ヶ月契約で月額770円とXserver(エックスサーバー)と比較して2割程度安い金額でほぼ同等スペックのレンタルサーバーを使うことができます。
シンレンタルサーバーでは2024年11月13日まで利用料金最大50%OFFキャンペーン実施中!
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無料レンタルサーバーに対するよくある質問
無料レンタルサーバーはなぜ無料でサービスを提供できるのか?
ほとんどの無料レンタルサーバーを提供している会社は、無料プランだけではなく、有料プランも提供しています。
無料プランの利用をきっかけに有料プランに切り替えてもらうことを目的に無料プランを提供しています。
また、無料レンタルサーバーではサイト上に広告が表示されることが多く、その広告収入も無料レンタルサーバーを提供するための原資になっています。
無料レンタルサーバーはWordPressが使える?
すべての無料レンタルサーバーでWordPressが使えるわけではありませんので選定が必要です。
今回紹介したシン・クラウド for Free、StarServerFree/スターサーバーフリー、XREA Free/エクスリアフリーがWordPressを使える代表的な無料レンタルサーバーです。
ただし、無料レンタルサーバーでは機能や容量に制限があるため、大規模サイトの運営は難しい点に注意が必要です。
タダなのは怪しい、騙されるのでは?と考える方もいると思いますが、しっかりとした運営会社であれば、上述のような目的で運営されていますので、怪しいものではありません。
広告なしで利用できる無料レンタルサーバーは?
シン・クラウド for Free は、PCやスマートフォン、タブレットなど、すべての端末で広告が表示されません。
また、StarServerFree/スターサーバーフリー の「フリープラン」もPCからのアクセスであれば広告が表示されません。
ただし、「フリー 容量増加プラン」と「フリー PHP+MySQLプラン」はスマートフォンやタブレットからのアクセス時に広告が表示されます。
容量の大きい無料レンタルサーバーは?
シン・クラウド for Freeは10GB、スターサーバーフリーは最大4GBの容量があります。
無料レンタルサーバーを選ぶ上での注意点は?
アフィリエイトなどで収益化を想定している場合は、商用利用が可否が重要です。
ブランディングやSEO対策のために独自ドメインを使いたい場合は利用可否の確認が必須です。
セキュリティ対策として、無料SSLの対応可否、WAF等の提供状況を確認しましょう。
無料レンタルサーバーに大きな期待するのは難しいですが、サポート体制を確認しましょう。
特に初心者の場合は、メールやチャットでのサポートがあると安心です。
無料レンタルサーバーでトラブルが起きた場合はどうすればよいですか?
無料レンタルサーバーは、十分なサポートが提供されていない場合は多いです。
サポートが提供されていない場合は、自身でトラブルを解決する必要があります。
無料レンタルサーバー会社が提供しているマニュアルとインターネット上で公開している情報を検索して問題解決をおこなってください。
トラブルはつきものなので、日頃から情報収集をおこなうことをおすすめします。
WordPress は追加料金不要で無料で使えますか?
今回紹介した無料レンタルサーバーであれば、WordPressを無料で使えます。
ただし、独自ドメインを使う場合はドメイン費用が発生します。
また、表示速度の向上、ディスク容量の不足、複数のWordPressを使い場合は、どこかで無料レンタルサーバーから有料レンタルサーバーに切り替えが必要になる可能性があります。
無料で開設した WordPressのサイトで収益化はできますか?
無料レンタルサーバーでも広告掲載やアフィリエイトによる収益化は可能です。
無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違いによる収益の差はなく、あくまで提供するコンテンツが利用者に評価されるか次第です。
ただし、無料レンタルサーバーの中には利用規約で商用利用が禁止されている場合もあるため確認が必要です。
無料レンタルサーバーはどんな人におすすめですか?
以下の人に無料レンタルサーバーはオススメです。
初めてウェブサイトを作る人
個人ブログやポートフォリオサイトを作りたい人
小規模なウェブサイトを運営したい人
有料サーバーへの移行前に使い心地を試したい人
まとめ
無料レンタルサーバーの最大のメリットは「コストがかからない」です。
コスト以外に目を向けた場合は、有料レンタルサーバーの方が優れています。
学習や個人の趣味などの個人サイト、小規模なWebサイトを作る際には「サーバーが無料で利用できる」というメリットは大きいです。
一方で、本格的なウェブサイト運営やビジネス利用を考えている場合は、最初から有料レンタルサーバーを選択することを推奨します。